2012.09.18

業務紹介

帳票のチェック

はじめまして、品質管理のNOEです!
私からも、品質管理のお仕事についてご紹介させて下さい!

 

今回は、「帳票のチェック」についてです。

 

品質管理(以下「品管」)では毎日、
さんわの工場で記録された、「帳票」と呼んでいるチェック表の確認を行っています。

 

さんわの工場では、この帳票に記入することで次のようなチェックをしています。
★製品が製造ルール通りに作られているか、いくつ出来上がったか
★貼り付けた食品表示ラベルの内容や賞味期限が間違ってないか
★使用している原料はどのようなものか
(車の工場で聞くような、「カンバン」を近くに置いて、
 入荷日や賞味期限などがすぐ分かるようにしています)
★機械や器具に不具合がないか
★冷蔵庫や部屋の温度が問題ないか
★各部屋の掃除ができているか
★従業員さんの、体調や身だしなみが問題ないか

 

鶏肉はお肉の中でも特に傷みやすい食材です。
特に生の鶏肉の場合、周りの温度が常温に近いほど、
どんどん悪くなってしまいます。

 

そのため、美味しくて衛生的な製品が作れるよう、
生の鶏肉のカットや味付けをする部屋などでは
1時間ごとに部屋の温度計を見て、基準内かどうか確認しています。

 

温度に賞味期限、金属異物のチェックなど、
帳票には食品の安全に関わる、大事な情報がいっぱいです。

 

なので、万が一問題があった時に素早く対応できるよう、
毎日毎日、現場の方に記入してもらっているこの帳票を、
工場の管理社員の人と品管とタッグで、内容の確認をしています。
とっても大事なお仕事です!

 

チェックをしているとたまに、
束になった帳票からただよう、手羽煮のいい香りに癒されることも(笑)

 

また、現場の方が見やすく、記入しやすくするため、
工場の管理社員の人と相談して帳票のフォーマットを修正するのも、
品管のお仕事の一つです。
「現場目線」の難しさをひしひしと感じながら修正しています……

 

チェック表は、どんなお仕事にも、
また、ご家庭でも使えます。
私の場合、たまに「あれ忘れるところだったー!」と助けられています(笑)

 

あんまり依存してしまうのも良くないですが、
皆さんも活用してみてはどうでしょうか?