2013.11.15

業務紹介

工場は多国籍

こんばんは、品質管理のオソノです。

 

今年はいつまでも暑く、台風も多いため、レタスが壊滅的で手に入らなかったり、鶏も暑さにやられて餌を食べられず、大きくなれなくて(一羽から取れる肉量が少なくなり)市場で一時的に鶏が不足気味になったりしていたようです。
でもこの台風が過ぎると、涼しくなりそうですね。

 

さて、外国人研修生という制度をご存知でしょうか?
ニュースなどで話題になったものとしては、インドネシアの人が看護士の研修生としてくる例がありましたが、製造業などでも同様の制度を利用している会社はたくさんあり、当社もそのひとつです。
タイ、インドネシア、中国などから、3年の期間限定で研修にきて、はじめの半年で日本語試験などに合格すると、残りの期間もいられるもので、私が前にいた会社でもインドネシアの女の子が、ここさんわでは中国人の女の子が働いてくれています。

 

難しいのが、やはり言葉と文化の壁です。
インドネシアだと宗教の関係で断食の期間があったり、お祈りの時間があったりします。

 

さんわの工場では、言葉が通じにくい子にも分かりやすいように、掲示物は日本語・中国語(日系ブラジル人の方もいらっしゃるのでポルトガル語も一部)で掲示し、なるべく写真などで絵的にして分かりやすくしています。

 

また、一年に2回、中国人、日本人を問わず、社員さんパートさん両方を対象に、衛生講習も実施しているのですが、中国人の子向けは、全部翻訳して、通訳の方もつけてもらいます。
翻訳テキスト
これは、食中毒の予防4原則のページです。
翻訳から返ってきたものは一応チェックするのですが、正直、間違ってるんだか合ってるんだかさっぱり分かりません!

 

衛生講習は、毎回、基本的なこと、お客様から頂いたクレームの説明、プラス少しずつ話題を変えていて、例えばおととしは現場の各種ルールがある理由、去年は記録帳票の意味、今年は防虫を含む、食中毒を持ち込まない方法(自分と家族の健康管理含む)なんかをやりました。

 

これから、歳暮・クリスマス・年末年始の繁忙期が始まります。
忙しい時期でも、トラブルなく製品をお届けできるようにしていきたいと思います。