2013.01.11

業務紹介

巳年

明けましておめでとうございます!
みなさま、どんなお正月を過ごされましたか?

 

さんわ・オールドリバーは食品会社なので、年末年始もお店や配送関係の大半は動いていて
完全休みの部門はそんなにないのですが、
一応31(今年は30)~3はさんわの公休になっていて、
私オソノはちゃっかりと29日~3日までお休みを頂いておりました。
年末に喉の風邪をひいて、咳き込んでいたら終わってしまいましたが・・・。

 

それでも、お正月らしいこともやりました♪
田舎なので、お正月の鏡餅と「おけぞくさま(小さい鏡餅を、いろんなところに
ちょこちょこ置く風習があるのです)」用の餅つき(臼と杵で!)をしたり、お節を作ったり。

 

こういった、餅つきやお節、七草粥や鏡開きといった食文化は、
廃れてしまうとなかなか戻らないし、それぞれ意味もあり趣があるものなので、
食に従ずるものとして守っていきたいなぁという思いもあり、毎年ちまちま作っています。
鶏屋なので、愛社精神溢れるオソノは、鶏料理も入れましたよ!
おせち料理
じゃん!
毎年お供え用に別に作っている、全品1個ずつ入れたミニお節です。
(右下のはウサギさんの桃山饅頭)

 

左下の四角いゴマの乗っているのが鶏惣菜で「鶏の松風焼き」と言います。
雨や風に耐え寿命が長く、おめでたい松の木にちなんだお節料理です。
挽肉に味噌や卵などを加えて磨り潰し、型に詰めて焼き、
上に味醂を塗って本来はケシの実をかけて作ります。
うちの本はブロック状に切ってあったのですが、どうも世間的には平ぺったく焼いて、
台形(末広がり)に切るのが主流のようです・・・。

 

他のも調べてみたところ、
数の子(子孫繁栄)伊達巻(派手でおめでたい)黒豆(マメ=元気に暮らす)
昆布巻き(喜ぶ)紅白なます・かまぼこ(慶事の水引)
煮物〔れんこん(先を見通す)〕〔里芋(子沢山)〕〔くわい(目が出る=出世)〕
〔手綱蒟蒻(縁結び)〕〔花の人参(成就)〕
・・・それぞれ縁起物なんですね。

 

くわいを煮るときに、おいしくないし芽のとこが邪魔だから、
里芋をいくつかクチナシで色を付けるか芽を切ってはダメなのか、と聞いたら、
祖母に「芽が大事だであかんだろー」と言われたのですが、上記の謂れなら確かに切っちゃダメですね;

 

また、昔はお正月はお店がしまっていたので、基本的には全部保存食で、
作ってみるとうまく考えてあるなぁということがよく分かります。

 

お雑煮も食べたし、お年玉もチビどもにバラまいたし(笑)よいお正月でした。

 

4日の仕事始めでは年頭式もあり、また決意を新たにお仕事に励もう!と気が引き締まりました。
さんわグループの経営理念でもあるのですが、1年間みなさまに
「鶏肉を通じて喜びと豊かな食生活を提供する」こと、
また、品質管理として安定したクオリティの安全な製品をご提供できるよう、
頑張っていこうと思いますので、本年もさんわグループをよろしくお願い致します!