2012.12.13

さんわの工場での5Sについて(その1)

こんにちは、品質管理のNOEです!
今、さんわではお歳暮の出荷シーズンで、
グループ会社のオールドリバーでは小売店舗のクリスマス・年末年始の準備と、
一年で一番活気のある時期です。

 

さてさて本題ですが、今回は、5S(ゴエス)についてです。
聞き慣れない方も多いと思いますが、
これは、以下の5つの単語の頭文字(S)をとったものです。

 

◆「整理」  必要な物と要らない物を区別して、要らない物は処分すること
◆「整頓」  必要な物が必要な時に、すぐに取り出せるように保管すること
◆「清掃」  ごみや汚れを取り除いてキレイにすること
◆「しつけ」 整理、整頓、清掃をルール化して身に付け、習慣化すること
◆「清潔」  整理、整頓、清掃が維持されていること。つまり目標地点ですね

 

清掃不足で不衛生になるのはもちろんですが、
整理や整頓ができていないと、違う材料を使って食品を作ってしまったり、
壊れた器具からパーツが外れて食品に入ってしまったり、
大変な事故に繋がるおそれがありますので、5Sは食品製造の基本です。

 

さんわの工場では、「5S活動」を実施していて、
品質管理はそのサポートを行っています。
工場内で見られる5S的な工夫について、今回は「整理」「整頓」関係のものを
一部ですがご紹介しますね。
(残り3つのSについては、今後にご期待下さい><)

 

★その1
製造用の備品棚と整頓用の掲示物
製造用の備品棚と、整頓用の掲示物です。
(テンダライザーはお肉のスジや繊維を切って柔らかくする器具です。)
製造の後、備品が全部揃っているかも分かりますし、
写真の通りに置くので、ゴチャゴチャにならなくなります。

 

★その2
粘着ローラー用のロール
こちらは、作業服についたゴミを取る、粘着ローラー用のロールの予備です。
予備は3つまでで数字の小さい順番で使い、
無くなったら補充、と決めることで、
ずっと使われない予備がホコリをかぶったりしないですし、
ちょうどいい数だけ現場に置いておく事ができます。

 

現場を確認したり工場の方とお話ししたりして、
備品管理方法や備品自体の見直しをお手伝いするのも、
品質管理のお仕事です。

 

工場での生産量がかなり多い時期ですが、こういった基本を守って
皆さんに安心して美味しく食べていただけるよう、
微力ながらサポートしていきたいです!