2013.05.29

さんわの工場での5Sについて(その2)

こんにちは、品質管理のNOEです♪

 

さて、今回のお話は、前回同様「5S」の中の清掃についてです。
(前回分はコチラ

 

さんわの工場では、毎日時間をかけて掃除をしています。
例えば燻製などをスライスする機械の場合、
スライスのため稼動するのは1、2時間ですが、
機械を洗うためにパーツを取り外して、
すみずみまで洗って、それから元に戻すのに、1時間ぐらいかかります。
製品を作るのと同じくらい、清掃にも手間をかけています。

 

従業員さんのタイムスケジュールがあるんですけど、
その中に清掃の時間もキッチリ組み込まれています。

 

でも、工場は広くて掃除するところがいっぱいあるので、
一口に「キレイに掃除する」と言っても、
どこを掃除するべきで、どこはまだ掃除してないのか、
迷ってしまいます。
そこで便利なのが、清掃チェック表です!
清掃チェック表
これは、生の鶏肉をカット・味付けする部屋の清掃記録です。
タテ一列が一日分で、毎日30項目ぐらいチェックしています。
(写真はほんの一部です)
漏れなく掃除できますね♪

 

中には、毎日ではなくてもいいけど、
掃除しないと汚れが溜まってしまう所もあります。
そういった所を「時々掃除してください」と言っても、
「忙しいから今日じゃなくてもいいや」と
ずっと掃除しそびれてしまうかもしれません。

 

なので、さんわの工場では、
清掃チェック表
こういった感じで、やる日を具体的に指定して、
確実に掃除できるようにしています。

 

このように、道具や設備機器、施設それぞれについて、
どういう方法で、どのくらいの頻度で洗浄すれば清潔さが保たれるのか、
随時見直していくのも品質管理のお仕事です!

 

また、お気づきかもしれませんが、
チェック表には、日本語以外も書いてあります。
中国語と、ポルトガル語です。

 

さんわの工場では、中国の方・ブラジルの方も働いています。
日本語も分かりますが、読んで理解してもらうとなると
一番慣れている言葉の方が良いので、
大事なチェック表やマニュアル・掲示物などは、
三ヶ国語で表記しています!
工場だけじゃなく、さんわの事務所でも
清掃チェック表が使われています。
時々だけ回ってくる掃除当番の時でも、表を見てやることを
確認しながら、ピカピカになるよう掃除しています。

 

キレイな環境で、安心安全な商品が作れるよう、
これからも頑張ります!