2014.02.20

ノロウィルスと雪だるま

こんばんは、オソノです。

 

今年は寒い割に雪が降らないなーと思っていたら、2月に入って関東を筆頭にびっくりするほど降りましたね。
本社のある愛知でも降りましたが、そういう日に限って7時から試作の日で、ノーマルタイヤのオソノは、自宅を出て最初のカーブでスリップして田んぼに落ちそうになりましたよ;
そんな日に普段運転しない上司は、農場のある山の方に監査に行くと言うので、一緒に試作に来てたayuさんと必死に止めました・・・。

 

何を試作していたかは秘密です☆
この製品は、2回目の試作だったんですが、1回目の時も出社が困難になるトラブル続きで、次回はどうなってしまうのかayuさんとおびえています。
無事、発売されるといいなぁ・・・。
物流も大混乱で、店舗にたどり着けない配送車からひっきりなしに電話が・・・でもこればっかりはどうしようもなく。
せめてもの気休めに、本社横にはひっそりと、小さな雪だるまが2つ作られました。
私も次回があったらヒヨコ型を作ろうと思いますが、物流を統括する仕入れ部門の人たちはすっかり雪が憎くなったらしく、天気予報の雪だるまマークに呪いの言葉をはいているので、もう降らないかもしれません。

 

 

さて、寒いけれど、1~2月はウィルスタイプの食中毒の最多発期です。

 

食中毒は、一般的なイメージとしては、夏に作った料理を室温に放置して、増えた菌を食べてしまって起きる、または加熱不足のものを食べて起きる・・・というものでしょうか。

 

でも、ノロウィルスのようなウィルスは、食べ物のなかではどれだけ温かいところに放置しても増えず、人の腸内で増殖し、保菌者から食品等に付着して感染します。
またやっかいなことに、保菌していても症状は全くない場合も多く、下痢をしている人だけ出勤停止にしても、発生を防ぐことができません。
更に、アルコールにも強いため、手指を消毒して防げるものでもなく、根本的には、食品に触れるもの(道具、手袋、資材など)に触れる前に、確実に正しい手洗いをするしかありません。

 

できる限りの対策として、

 

① 同居者にノロウィルスの発症者が出た場合、社員に症状はなくても診断書で証明されるまで出勤停止
② 工場の従業員は、ノロかどうかが不明でも、本人および同居者に下痢等の症状がある場合、出社前に申告
③ 無症状保菌者はいるものとして、手洗いの方法の指導

 

などを実施しており、①に関しては本社従業員も該当します。
手洗いは、工場に入る時や会社にいる時だけでなく、プライベートでも全く同じ洗い方をするように習慣づけていかないと、感染予防にも、食品に付着を防ぐのも効果が出ません。

 

私は品質管理をして8年、すっかり癖になっており、家に帰って洗面所に直行、無意識のうちに45秒以上工場入室時と同じ手順で洗っているのですが、ふと横を見ると、医療関係者である実家の父も、全く同じことをしていました(笑)

 

会社の全社員にも、このぐらいになってほしいのですが、なかなか指導は難しいものです・・・。