2013.09.25

自然毒食中毒について

こんにちは、NOEです♪

 

ようやく秋らしくなってきましたね。
秋といえば、「スポーツの秋」など色々ありますが、
何といっても「実りの秋」ですね!

 

でもこの実りの秋には大きなリスクも潜んでいます。
それが、毒性のある動植物を食べて起こる、
「自然毒食中毒」です!

 

厚生労働省の統計によると、
昨年起きた自然毒食中毒は97件で、そのうち10月に55件も起きています。
昨年起きた全部の食中毒が約1100件なので、件数は多くありません。
でもこの食中毒には、次のような特徴があります。

 

1:ほとんどがご家庭での料理で起きる

2:亡くなる患者さんが多い

 

2については、昨年の自然毒での患者数が267名で、
その内3名もの方が亡くなっています。
食べるのは少量でも、亡くなるのに充分な量であることが多いからです。
「食中毒」と聞くと菌やウイルスによるものがすぐ思いつくかもしれませんが、
自然毒も同じくらい怖いものなんです。

 

自然毒食中毒の主な原因は、植物だと毒キノコ、動物だとフグです。
食べられるキノコや植物、魚などと似ている毒のあるものも多いので、
キノコ狩りや釣りをする際は、きちんと食用と見分けられる方が同行し、
少しでも怪しいものは食べないなど、充分ご注意ください!
きのこ - 資料画像
(※ これは食べられるキノコです)

 

詳しくお知りになりたい方は、こちらのサイトも是非ご覧ください。
「知って安心~トピックス~|「食品衛生の窓」東京都福祉保健局」
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/anshin_topics.html#cat03