2017.10.10

業務紹介

工場の衛生管理

こんにちは!品質管理のMです。
蒸し暑い夏から一転、日中はまだ汗ばむ暑さが少し残りますが、
夜は上着が欲しくなるようになりました。

 

品質管理というと製品の検査ばかりを連想しがちですが、
製造している環境も大事だったりします。
キレイなところで作らないことには、キレイなものは出来ませんからね。
なので、品質管理は製造している環境も検査しています。

 

製造所の環境検査
環境をどんな方法で検査するかというと、例えば「落下菌検査」をします。
これは文字通り、落下してくる菌がいるかいないか、どのくらいいるのかを検査します。
菌はそのままではもちろん見えないので、見えるようにする「培地」を使います。
これに落ちてきた数を数えると、環境がどんな衛生状態かが分かるようになります。
落下菌検査

 

菌はどんなにキレイなところでもいるのですが、食品を製造している場所なら、
とりわけキレイでなくてはいけません。
そのため、国が衛生規範という基準を作っています。
製造している環境がその基準に入っているか、汚れがたまっているところはないか。
そうした異常のないことを、この検査で確認しています。

 

ちなみに、菌が発生する一番の原因は何かといいますと…エアコンです。
これは、工場でもご家庭でも同じです。
工場ではエアコンを定期的に洗浄して、いつもキレイになっているよう心がけています。