2017.12.13

業務紹介

ノロウイルスの予防について

こんにちは!品質管理のMです。

 

11月から年末年始並みの寒気が訪れ、紅葉のシーズンも足早に終わり、
今年もノロウイルス感染症の流行しやすい季節になりました。
ノロウイルスにかかってしまうと、文字通り布団とトイレの往復しかできなくなります。
しかもその移動さえ辛く、食べ物はおろか水もほとんど受け付けなくなってしまいます! (経験者談)
ノロウイルス感染症

 

こうしたことにならないよう、今のうちから積極的に予防しましょう!

 

ノロウイルスに限りませんが、感染症予防の基本は「手洗いとうがい」です。
「うがいはまだ分かるけど、手洗いが予防ってホント?」と思われるかも知れませんが、
人は意外と手を介して細菌を口にしています。
人は食事などで普通に10万くらいの細菌を口にしていますが、ノロウイルスは体の中で増えるため、
わずか10個程度でも発症することがあります。
家族などで近しい方がノロウイルスにかかっていると、気付かないうちに感染してしまうことがあります。
このため、工場では作業員から製品にうつしてしまわないよう、作業員の家族も含めて健康管理に気を使っています。

 

感染力も感染被害も大きいノロウイルスですが、とにかく休養して水分を補給し、
体からウイルスを出してしまうほかありません。
ちなみに…手洗いのポイントは次の7つです!

① できれば水でなくぬるま湯で
② 石鹸をつける前に、まず水で汚れをさっと落とす(石鹸の効果アップ!)
③ 手の平で石鹸をよーく泡立てる(泡立たないと汚れが落ちません)
④ 手の平→手の甲→指を組んで指の間
⑤ 親指と手首は、反対の手でつかんで、横にぐりぐりこすって洗います
⑥ 清潔な爪ブラシで、爪の中も!
⑦ 泡を落とし、よーく乾かして(水気を取って)アルコールを揉みこんで乾かす
(手が少しでもぬれているとアルコールの効果ががくんと落ちます)
手洗いのポイント
ノロウイルスを含め、風邪などにかかってしまう可能性を少しでも低くできるよう、ご家庭でもぜひ試してください!