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備品の選定

ガムテープ貼り機は「カートンシーラー」とか言いますよ!

 

こんにちは、品質管理のオソノです。
昨日はブログの日だと工場長が教えてくれたのですが、あいにく当日にアップできませんでした。

 

さて、品質管理というと、検査とか、工場の衛生管理とか、原料の規格やチェック表など
安全に関する書類のお仕事は、なんとなくイメージが付くのではないかなと思います。
なので、それ以外で、「そんなことも仕事なんだ!」というものをご紹介したいと思います。

 

それが、タイトルにある「備品の選定」です。

 

厳密に言うと、別に品管だけの仕事ではなくて、店舗関係の人や、工場の人もする仕事ではありますが、
今回は工場から備品を頼まれた際のお話をします。

 

工場の中には、例えば包装の機械や、賞味期限を印字する機械、スモーク(燻製)機や
前にご紹介したスライサーなど、一般家庭にはない機械類もありますが、普通のご家庭でも使う
包丁、ボウル、はさみ、洗浄ブラシ、水切り、ボールペン・・・といった物もたくさんあります。

 

ただし、同じ「包丁」「はさみ」だとしても、自宅用と同じ基準では選べません。
具体的には、以下のような注意点があります。(ごく一部ですが)

 

【目的】
どんなことに使う、どんなものか。
ただし、具体的に何が欲しい、でなく、
「こういう問題をなんとかするもの」という相談の場合もある
(現場をうろついている際に、現場の意見として言われることが多いです)

 

【素材】
木はダメ(というか天然素材はダメ)、割れ物(ガラス等)もダメ、錆びるものもダメ

 

【形状】
洗浄しやすいか(無駄に食品が残りそうな隙間や空洞がない、つなぎ目がない、
洗浄道具の引っかかる構造がない、バラして洗える・・・のが望ましい)
女性が多いので、1日使える軽さか、高さは無理がないか、色は適切か

 

例えば今回は、北の地に長期出張に行っている(さんわは北陸にもパック専用の工場があります)
工場長補佐Mさんから、ブラシの選定を頼まれました。

 

① ミンチ機(筒型、デコボコ)の洗浄用ブラシ
② 包装機の中のゴミを払うハケ状ブラシ
③ 靴ブラシっぽいやつで、柄の先端がヘラ形状になってるもの
備品の選定
こんな、調理道具系のカタログとか、実験器具系のカタログ、あとはネットや、
ホームセンター、100均で探します。
カタログは、実験室丸ごととか、蕎麦の屋台まで載っていて、分厚いです。

 

ホームセンターに閉店間際にしょっちゅう現れて、壁掛け温度計同じの8個(工場室温用)、
園芸用ブロック(排水網の重し)、樹脂製結束バンド100本入(掲示物を括り付ける用)、
洗濯洗剤(私物)など、意味の分からない組み合わせで大量に買っていく変な女がいると、
きっと地元のホームセンターでは噂になっている気がします・・・。
備品の選定

 

まず、ブラシですが、食品対応のブラシは構造が違います。
ブラシの毛が簡単に抜けては、備品にひっかかって異物の混入になってしまうので、
本体への毛の埋め込み方が特殊になっています。
また、製造工程(部屋)別や、キレイなところと汚いところで使用ブラシを分けられるよう、
1つの種類のブラシで5色ぐらいのカラーバリエがあるのが普通です。

 

というわけで、・・・高い!です。

 

お風呂ブラシみたいなハンドブラシが、1本1800~3000円(レベルによる)します。

 

①は、筒の太さを調べ、それより少し太いパイプブラシを選びました。
柄が長すぎると文句が出ましたが、私もそう思っていろいろ探したのですが、
うちの機械は小さめで細いため、柄のちょうどいいものは太いものが多く、見つからなかったのです。
②のハケ状は、いいのがありました。

 

③がやっかいです・・・まずオソノは、③のようなブラシ見たことありません。
でもMさんがあると言い張るので、ネットで探したら確かにありましたが、
普通のご家庭用のものしかないので、毛の脱落が心配です。
結局、ヘラをプロ向けホームセンターで探し出したので、
ブラシは別に、食品用のものを使うことになりました。

 

なかなか、目的にカチッと合うものは見つからないことが多いです。
必要なのは「今」である場合が大半なので、
時間(とお金)をかけすぎる事もできないのが難しいところです。
また、他の例だと、こんな制限があります。
備品の選定
ザルだったら、普通の網っぽい形状より、金属板に穴があいているタイプ(家庭用でもある、
パンチングタイプ)の方が、洗浄時にスポンジやブラシが引っかかって異物が残ることが少なく、
よい場合があります。
ただし、水切れは網状の方が圧倒的にいいので、用途によりけりです。

 

ボウルでも、汚れがたまるため、口もとが外に丸まってないものが望ましいです。
あと、錆びないこと・・・ステンレスがベストですが、重いと困る道具では、
アルミを使ったりします。
お玉なども、すくうところと柄のつなぎ目がないのとかがいいですね、高いけど。
備品の選定
また、絆創膏は、青で見やすく、一般家庭でないことが分かるもの、かつ、
金属検出器にひっかかる素材でできているものを使っています。
おうちから普通の絆創膏をして出社しても、入る前に交換してもらいます。

 

バインダーとボールペンも、紛失防止に、チェーン等で繋がっているものを使います。
ボールペンや油性ペンは、キャップのないノック式が望ましいです。

 

今日やっと、Mさんに頼まれたブラシの形状、色、数が決まり、工場長の許可も出たため、
業者さんに見積り依頼を終えました。

 

ふぅ、1つ終わり・・・と思って、工場に別の用事を済ませに行ったら、
帰りがけに加熱室(手羽煮などを作っています)のライン長さんが。

 

「あー、オソノさん、スコップ買っといてー。あと、前に頼んだ、掃除機も」

 

スコップは、配合機に粉を投入するやつを買い換えたいらしいです。
掃除機は、排気が(少なくとも床方向には)なく、本体が軽く、ゴミ捨てが簡単で、
吸気量が大きくないとダメなので、なかなか見つからないんですっ・・・!
備品探しの旅はまだ続きます。終わりません。

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