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包材テストは力ワザ(ちからわざ)!!

こんにちは、さんわ品質管理のオソノです。

 

以前、まるこさんが製品の開発過程(品管視点)についてご紹介しましたが、
 新商品ができるまで(品質管理の仕事)|さんわ公式ブログ|さんわコーポレーション

 

今回は、このうち、私が主に担当している③包材のテスト・保存性の確認について、
掘り下げてご紹介したいと思います!

 

※包材:包装資材。品物を包んだり収納する袋や容器など、およびその材料・材質のこと。

 


 

例えば、同じ2kg入りの味付け肉でも、冷凍(固形)と冷蔵(液体)では、輸送工程で袋にかかる負荷が違います。

冷凍の場合
硬いものが摩擦で穴があいたり、押し破ったりするので、特に手羽先のように尖ってデコボコした中身の場合は、2層フィルムを柔らかい糊で貼り合わせたフィルムの袋で破れにくくします。
冷蔵の場合
輸送で液体が揺れて袋の端が水圧で破れたりするため、弾力があってよく伸びる素材の袋を使い、さらに長めの袋にして、同じ体積でも高さが出ないように工夫しています。

また、賞味期限というものは、中身のレシピも大きな要素ですが(味が濃い、水分が少なければ日持ちする)、
実は包装資材も大きな要素です。

 

袋によって、酸素の通し方が全然違うので、なるべく通さないものを選んだり・・・。
どれもぱっと見は普通の透明なビニール(ビニル)なのですが、少しずつ違い、目的に合わせて選んでいるんです。
デザインにこだわる袋の場合は、インクや形状による制約も入りますので、そこはデザインの企画と保存の品質管理とで兼ね合いを模索します。

 


 

さて、賞味期限は微生物検査などで確認しますが、
袋の輸送工程での破損は、どうやって確認するでしょう?

答えは、
実際の段ボール箱に入れて、段ボール箱ごとブン投げる!です。
(もちろん、場合によっては実際配送もしますが、より酷い状況を想定する、という意味で)

「あそこまで10回投げる、この高さから10回落とす。
 これを1ターンとして、新旧の袋で破れるまで投げて差が出るか見る」
のように決めるので、
品質管理、商品開発部門は女性が多いのですが、女性が寄ってたかって、12kgの段ボール箱を持ち、
机によじ登って落とし続けたりしています。(社内ですら変な眼で見られます)

 


 

まじめな話をすると、品質管理や商品開発は、実は入社後の業務ミスマッチの多い職種です。
試験管や白衣のイメージがあるかもしれませんが、実際は上記のような仕事の方が多いです。

 

品質管理では、開発業務以外でも、排水溝を洗浄していたり、動物や虫の侵入経路を床に貼りついて探したり、20kgの斗缶を持って試作したり、決してデスクワークの多い綺麗な仕事ばかりではないのです。

 

ただし、やりがいはとてもある仕事です。
私の個人的な考えですが、衣食住のうちの1つ、食が幸せなら人生1/3しあわせ。
それを担うのは、日常のちょっとスペシャルな食を担うさんわのようなメーカーだから、安全で安心できるものを提供する義務がある!と思って、日々、商品開発設計のお手伝いをしています。

 
 

ちなみに、私は鶏の餌の会社に友人がいますが、彼が言うには、そこの品管さんも
餌の袋をブン投げているそうです。
袋の中で餌が固まってしまうので、ある程度の力でちゃんとほぐれるか試すんだそう。

 

というわけで、20kgを持てる体力を維持するために、最近、商品開発の人にコーチしてもらって、ジム通いを始めました。
お仕事は、体力・健康が何よりも大切です。

 

それでは!

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